○上勝町滞在型農林業体験実習施設管理規則

平成10年3月30日

規則第1号

(趣旨)

第1条 この規則は,上勝町滞在型農林業体験実習施設の設置及び管理に関する条例(以下「条例」という。)の規定に基づき,上勝町滞在型農林業体験実習施設(以下「体験実習施設」という。)の適切な管理運営について必要な事項を定めるものとする。

(諸帳簿の整備)

第2条 施設の管理運営状況を明確にするため,次に揚げる諸帳簿を備え付けなければならない。

(1) 運営日誌

(2) 施設利用申込書

(3) 経理諸帳

(施設の管理)

第3条 指定管理者は,体験実習施設を常に良好な状態において管理し,その設置目的に応じてもっとも効果的に運用しなければならない。

(利用の許可)

第4条 体験実習施設を利用しようとする者(以下「利用者」という。)はあらかじめ別に定める利用許可申請書により指定管理者の許可を受けなければならない。

2 利用者は,体験実習施設の利用にあたりその原状を変更する事ができない。

3 利用者は,利用が終了したとき,又は第6条の規定により許可を取り消し若しくは利用の中止を命ぜられたときは,その利用した施設又は設備を速やかに原状に回復し,完全に清掃しなければならない。ただし,指定管理者の承認を得たときは,この限りでない。

(利用時間)

第5条 体験実習施設の利用時間は,原則として午前10時から午後10時までとする。宿泊は,午後4時から翌日午前10時までとする。

2 指定管理者は,相当の事由があると認めるときは,前項の時間を変更することができる。

(利用の取り消し等)

第6条 指定管理者は,利用若しくは利用許可を受けた者が,次の各号のいずれかに該当する場合は,利用を停止させ,又は利用の許可を取り消し,又は退場を命ずることができる。

(1) 条例及びこの規則に違反したとき。

(2) 利用の許可の条件に違反したとき。

(3) 利用目的以外に利用したとき。

(4) 利用目的が適当でないと認められるとき。

(5) 公序良俗に反するおそれがあると認められたとき。

(6) 管理上,支障があると認めたとき。

(7) 泥酔者,異常な言動をする者等であって,他の利用者に威圧若しくは嫌悪な情を感じさせるなどして,他の利用者に迷惑を及ぼすおそれがあると認められるとき。

(8) 集団的に又は常習的に暴力的不法行為を行うおそれのある組織の利益になると認められるとき。

(9) 利用許可を受けた後であっても,上記各号に該当することが判明したとき。

(10) その他指定管理者が必要と認めたとき。

2 前項各号により許可を取り消され,又は利用を制限され,若しくは停止されたため利用者に損害を生ずることがあっても,管理者はこれに対して補償の責は負わない。

3 指定管理者は,体験実習施設の管理上必要があると認めるときは,許可に条件を付することができる。

(利用者の遵守事項)

第7条 利用者は,次の事項を遵守しなければならない。

(1) 施設及び備品を損傷し又は,滅失しないよう注意すること。

(2) 水難及び火災予防に特に注意すること。

(3) その他指定管理者の指示に従うこと。

(損害賠償等)

第8条 利用者は,施設又は設備,備品を故意又は,過失により損傷したときは,その損害を賠償しなければならない。

(利用料金の収入)

第9条 町長は,指定管理者に利用料金を当該指定管理者の収入として収受させる。

(利用料金の還付)

第10条 既に納入された利用料金は還付しない。ただし,利用者の責によらない理由により利用することができないときはこの限りでない。

(再委託の禁止)

第11条 指定管理者は,管理運営業務を第三者に再委託させてはならない。ただし,施設の管理に付随する業務についてはこの限りでない。

(協議)

第12条 その他施設の管理運営に関する細目的事項については,町長と指定管理者が協議し,協定書を締結するものとする。

(委任)

第13条 この規則に定めるもののほか,必要な事項については,町長が別に定める。

この規則は,公布の日から施行する。

(平成12年3月31日規則第16号)

この規則は,平成12年4月1日から施行する。

(平成18年3月31日規則第12号)

この規則は,平成18年4月1日から施行する。

上勝町滞在型農林業体験実習施設管理規則

平成10年3月30日 規則第1号

(平成18年4月1日施行)