(趣旨)

第1条　上勝町立教員住宅(以下「教員住宅」という。)の使用に関しては，この規程の定めるところによる。

(定義)

第2条　この規程において「教員住宅」とは，教職員等の福利厚生を図る目的で教職員等及びその家族を居住させるため，町が国庫補助を受けて町が建築した住宅をいう。

(入居できる者の資格)

第3条　教員住宅に入居できる者は，町内在勤の教職員又は上勝町民で町内の公的機関に在勤する者のうち，教育長が教職員の入居の必要性等を考慮し，教職員の入居に支障がないと認めた者とする。

(入居の申込み)

第4条　教員住宅に入居しようとする者は，教員住宅入居願(様式第1号)を教育長に提出しなければならない。

(入居者の決定)

第5条　教育長は，前条に規定する教員住宅入居願の提出があったときは，当該入居願を審査して，入居者を決定しなければならない。この場合において，教員住宅入居願を提出したものの数が入居させようとする教員住宅の数を超えるときは，次の各号の1に該当すると認められる者のうちから選考して入居者を決定するものとする。

(入居承認書の交付)

第6条　教育長は，前条の規定により入居者を決定したときは，当該入居者に教員住宅入居承認書(様式第2号)を交付するものとする。

(入居期限及び入居の手続)

第7条　教員住宅の入居を承認された者は，当該承認を受けた日から10日以内に入居し，入居の日から20日以内に教員住宅入居届(様式第3号)に誓約書(様式第4号)を添えて，教育長に提出しなければならない。ただし，入居期限については，教育長がやむを得ない事由があると認め，その延期を承認したときは，この限りでない。

(入居承認の取消)

第8条　教育長は，教員住宅の入居の承認を受けた者が，前条第1項に規定する入居期限(同項ただし書の規定により入居期限の延期の承認を受けたときは当該承認を受けた入居期限とする。)内に入居しないときは，当該承認を取り消すことができる。

(貸付料)

第9条　教員住宅の貸付料は月額35,000円以内とする。ただし，入居の期間が1月に満たないときは，日割計算により計算した額をその月の貸付料とする。

(遵守事項)

第10条　教員住宅の入居者は，当該教員住宅について必要な注意を払い，これを正常な状態において維持するとともに次の各号に掲げる事項を遵守しなければならない。

(費用の負担)

第11条　教員住宅に関する費用のうち，次の各号に掲げる費用は，入居者の負担とする。

(弁償)

第12条　入居者の責任と認められる理由により教員住宅又はその附属設備を破損し，又は滅失したときは，直ちにこれを原形に復し，又はこれに要する費用と弁償しなければならない。

(教員住宅の返還)

第13条　入居者が第3条に規定する職員住宅の入居資格を失い，又は教員住宅に入居する必要がなくなったときは，当該教員住宅を返還しなければならない。ただし，教育長が引続き入居を適当と認めたものについては，この限りでない。

(教員住宅の明渡し)

第14条　教育長は，教員住宅の入居者が次の各号の1に該当すると認めたとき又は教員住宅の管理及び運営上必要があると認めたときは，教員住宅の明け渡しを命ずることができる。

(補則)

第15条　この規程の施行に関し必要な事項は，教育長が別に定める。