オススメ棚田スポット

オススメ棚田スポット

府殿の棚田

府殿の棚田 府殿の棚田

棚田の規模は比較的大きく、山の斜面上を沿って棚田が積み上げられており、休耕田も少なく、きちんと管理されているため、四季の美しい棚田風景を見せています。
オススメの見方は、下から見上げる、横から見る、上から眺める等色々な角度から見ることで、全然違った表情の棚田を見る事できます。

棚田の真ん中あたりには、小さな小屋(香小屋)があり、用水の時間管理をするための施設として使われています。
毎年11月3日に地区内の三所神社で秋祭りがあり、祭囃子が谷間に鳴り響きます。

 

田野々の棚田

田野々の棚田 田野々の棚田 田野々の棚田

旭地区のアート作品「もくもくもく」から観る、田野々の棚田の眺めは絶景です。
そこから撮影された写真が、「日本で最も美しい村連合」のフォトコンテストの最優秀賞を受賞しました。
タイトル:月夜の棚田/撮影:今出光俊氏(写真左)

また「上勝晩茶」の発祥の地として有名で、八百年前より変わらない製法でつくられています。
晩茶のかおりが漂う集落は「かおり風景100選」にも選ばれました。
棚田と一緒に映る人の営みが美しい里山の棚田風景となっています。

 

樫原の棚田

樫原の棚田 樫原の棚田は、平成11年「日本の棚田百選」に認定され、平成22年には徳島県で初めて「国の重要文化的景観」に認定されました。
棚田は標高500m~700mの間に分布しており、あぜの形状は非線形の曲線で、山の等高線があぜの形状に映し出されています。
樫原の棚田の美しさは「あぜの曲線」「あぜの段」「田畑の小さな面積」が重要な要素となっています。

江戸時代後期1815年に作成された樫原村分間絵図には水田や家、道の位置が現在と同様に描かれており、200年以上もの間、土地利用形態がほとんど変わらない珍しい事例とされています。

この景観を保全していこうと、2005年からは棚田オーナー制度に取り組み、地区外の棚田オーナーとの交流のもとに、棚田の耕作体験や放棄地の復田などに取り組んでいます。

 

 

春の樫原 夏の樫原 秋の樫原 冬の樫原
 

 

市宇の棚田

市宇の棚田 市宇の棚田 市宇の棚田

市宇の棚田は標高約600mに位置し、棚田では米以外にもソバを栽培しています。
ソバの花が咲く季節になると棚田は美しい花畑となります。
また市宇では、市宇保全棚田よろず会主催の「天上の楽園 体験交流」を定期的に行っており、田植え体験の他、晩茶作りや収穫祭等の農業体験ができます。

周辺には水飲み場「天上の泉」もあり、自然豊かな上勝のおいしい水を飲んでいただけます。

 

八重地の棚田

八重地の棚田 八重地の棚田 八重地の棚田

2002年11月、曲線型ほ場整備が完成。
ほ場整備は、農作業の負担を軽減するために四角の形状整備が一般的ですが、ここ八重地では棚田保全を重視し、曲線の自然の形(原型)を残したほ場整備が行われました。
2009年、人々の暮らしによって育まれてきた、すこやかで美しい里を100ヵ所選ぶ「日本の里100選」に八重地地区は応募総数4,474件の中から選定されました。

※ほ場整備=水田の1枚1枚に用水路、排水路、農道を配置し、区画を大きく整形することで効率的な農作業と生産性の高い水田を造成する事業

 

野尻の棚田

野尻の棚田 野尻の棚田

野尻谷川の両岸に広がる壮大な棚田。
八重地地区を水源として三里十八町(約14km)にわたる水路が、約260年前に敷かれ今もなお使われています。
耕地内には車道がない所が多く、営農には大変な苦労をしながら昔ながらの形状が残されています。

米の他、町の特産品である彩(ツマモノ)や晩茶、ゆず・ゆこう・すだちなどの香酸柑橘の生産も盛ん。

 

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