災害対策基本法が改正され、新たな避難情報に変わりました

公開日 2021年05月24日

災害対策基本法が改正され、令和3年5月20日から新たな避難情報に変わりました。

 

 市町村から、市民の方向けに発令する「避難勧告」を廃止し、「避難指示」に一本化することを柱とする、改正災害対策基本法が、令和3年5月20日から施行されました。
災害対策基本法等の一部改正(内閣府HP)
http://www.bousai.go.jp/kohou/oshirase/r3taisaku.html

 

 本改正によって、上勝町で発令する避難情報などを災害発生の切迫度に応じて5段階で示す警戒レベルについて、
 レベル3:「避難準備・高齢者等避難開始」から「高齢者等避難」
 レベル4:「避難指示・避難勧告」から「避難指示」
 レベル5:「災害発生」から「緊急安全確保」とそれぞれ変更されました。

 

レベル3「高齢者等避難」《こうれいしゃとうひなん》

 災害発生のおそれがあります。高齢者の方や、体の不自由な方、小さい子供がおいでになるご家庭などの、避難に時間のかかる方については避難を開始してください。また、対象者以外の方については避難ができるよう準備をしてください。

 

レベル4「避難指示」《ひなんしじ》

 災害のおそれが高まっています。危険な場所(※1)にいる方は、必ず避難行動を開始してください。避難行動については立ち退き避難(※2)を基本とします。
 *レベル3「高齢者避難」、レベル4「避難指示」の発令時に、ハザードマップ等を確認し、身の安全が確保できると判断した場合は、自宅の2階など屋内の高い場所に留まることもできます。
(※1)危険な場所……「災害リスクのある区域」のうち、立ち退き避難をしなければ命が脅かされる場所(例えば平屋・低層階)のこと
(※2)立ち退き避難…指定緊急避難場所への避難や、安全な場所にある親戚・知人宅・ホテル・旅館等への自主避難先

 

レベル5「緊急安全確保」《きんきゅうあんぜんかくほ》

災害発生等により命の危険がある状態です。
身の安全を確保するため、直ちに安全な場所に移動してください。
 ※災害が発生している又は切迫している状況において、その状況を市町村が必ず把握できると限らないこと等から、警戒レベル5「緊急安全確保」は市町村から必ず発令されるものではありません。
 このため、警戒レベル5「緊急安全確保」を待つことなく、危険な場所にいる方については警戒レベル4「避難指示」の段階で必ず避難を完了してください。


 
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 災害時には、危険な場所にいる方については、避難することが原則です。平時の際から自宅周辺の災害のリスクや、取るべき行動を確認しておきましょう。
 *洪水・土砂災害等に伴う危険箇所(区域)は、町ホームページの「上勝町総合防災マップ(ハザードマップ)」や令和2年3月に配布されている「上勝町総合防災マップ(ハザードマップ)」でご確認ください。