独立行政法人国際協力機構が発行する「JICA債」への投資について

公開日 2020年02月10日

 

2019年12月20日

 

上勝町は、基金の運用の一環として、さらに資産運用を通じた社会貢献への取組として、独立行政法人国際協力機構(以下「JICA」)が発行する「ソーシャルボンド(社会貢献債)」への投資を実施いたしました。

 

 

 

JICA及びJICA債


 JICAは、日本政府が定めた開発協力大綱に則ってODA(政府開発援助)を担う、世界最大の二国間援助実施機関であり、JICA債への投資資金は有償資金協力事業に充当され、開発途上地域の経済・社会の開発、日本及び国際社会の健全な発展のために活用されます。

 

 JICA債への投資は、開発途上地域の貧困削減・持続可能な経済成長支援を後押しする観点、また、地球規模の環境問題・社会課題の解決に貢献することで持続可能な国際社会づくりにつながるという観点のESG(環境や社会貢献への企業取組み)投資としての性格・意義を有しています。

 

 また、JICA債は、2016年12月に決定された、日本政府の「持続可能な開発目標(SDGs)実施指針」において、SDGsを達成するための具体的施策のひとつとしても位置付けられています。

 

 

 

本町と「JICA」及び「SDGs」

 

 JICAでは少子高齢化社会の本町の取り組みを、日本国内のみならず全世界にも通用するモデルとして活用しようと、研修事業や草の根事業などを本町と連携を図り実施しています。

 彩事業はJICAマルチメディア教材としても活用され、教材はJICA分野課題別コンテンツとして整理されており、研修事業、プロジェクト、ボランティア活動、講義、各種イベントなどで活用されています。

 

 また、このような取組も含めた、本町の「持続可能な美しいまちづくり」の取組が、地方創生の実現に資する、自治体によるSDGs達成に向けた優れた取組であるとして、2018年6月に、経済・社会・環境の分野をめぐる広範な課題に統合的に取り組む国(内閣府)の「SDGs未来都市」に選定されました。

 

 本町は、「SDGs未来都市」として、今後ともJICAと連携した国際展開プロジェクトを推進していくことで、持続可能な社会の形成に向けた社会貢献を果たしていきたいと考えております。

 

 

 

 

 

【お問い合わせ】

 電話番号:088-546-0111

 (JICA債に関すること)上勝町出納室

 (SDGsに関すること) 上勝町企画環境課